ピアノ五重奏’鱒’

ブログを再開して、さて何から書こう、と考えて..

まずは最近のことから🎻

5月末、ピアノ五重奏の本番がありました。演奏の依頼を受け、長い時間をかけて企画をあたためてきたコンサート。お客様を限定したプライベートコンサートとして開催しました。

会場は昔から弾いてみたかった、音楽ホール‘Sonorium’。洗練されたモダンな空間は、なんとも素敵で自分好みの空間。響きも良く、特に弦楽器のアンサンブルが聴きやすく弾きやすく感じました。

今回はシューベルトのピアノ五重奏’鱒’全楽章を弾かせていただきました。いつか弾きたいと思いつつ、弾くことの苦手意識が拭えなかったシューベルトの曲。難易度が高い、という理由もあるけど、キラキラして明るくて、親しみやすい曲なのに、実際に音を出すとなぜこんなにも難しいのか… 試行錯誤して、メンバーとアイディアを出し合ってアンサンブルを作っていきました。

演奏をご一緒したのはVla.中村紀代子さん、Vc.大岩直季さん、Cb.渡邉紘さん、Pf.金山千春さん。仲間の音や感性にいっぱい刺激をもらったなぁ。あんな音を出したい、と、仲間の出す音に憧れたりもして。信頼できるメンバーにたくさん支えてもらいました。

5楽章まである大曲は、本番ではあっという間に終わってしまって。アンサンブルが楽しくて仕方なくて、弾けることが幸せでたまらなかったです☺️たくさん作品と向き合って、ようやく、この’鱒’という作品を心から好きになれたような気がしています。今回の本番で得たとても大きな収穫。

今回の本番で得たことが、また次に繋がるように。がんばろう🎻

blog再開

久しぶりに書いています。

年末ぶりの投稿、だいぶ期間が空いてしまいました。

演奏のこと、普段の出来事、書きたいことがたくさんあったのですが、ブログをお休みしてしまいました。心が元気になれない時期があったり、SNSがこわくなったり、色々思うことがあってなかなか書く筆が進まなかったのですが.. 書きたいと思っていたことをちゃんと残したいので、少しずつ書こうと思います。

時系列バラバラ、振り返り投稿も多い気まぐれなブログになりますが、思い出や活動のこと、再び書いていこうと思います。

とてもマイペースな投稿となりますが、たまに覗いていただけたらとても嬉しいです☺️

よろしくお願いします🎻

オクテット@北とぴあ

12月11日、王子にある北とぴあ’カナリアホール’にて、弦楽8重奏のコンサートがありました。編成は、ヴァイオリン4、ヴィオラ2、チェロ1、コントラバス1、の8名。音楽用語で8重奏は’オクテット’というのですが、カルテットに比べてだいぶ豪華な編成になるので、演奏する機会はそう多くありません。今回プログラムのメインだったメンデルスゾーンのオクテットは、常々演奏したいと思っている曲。本番で弾けて嬉しかったです。

メンデルスゾーンのオクテット(略してメンオク、って呼ばれます☺️)は弦楽室内楽曲の中でも最高峰と言われるほどの名曲で、まるでオーケストラが凝縮されたような曲。若きメンデルスゾーンのエネルギーを感じて、聴くのも大好きな曲です。以前に弾いたのは忘れるくらい前のこと。何年ぶりかにスコアを眺めて、改めて勉強できました🎻

若き素晴らしい奏者さんたちと演奏する貴重な機会に感謝🎻奏者のみなさん、ご来場いただきましたみなさま、ありがとうございました!