懐かしい時間

明日は出身高校の110周年創立記念式典があり、その中でヴァイオリン独奏とピアノトリオの演奏を披露させていただきます。今日は、明日の本番に備えホールでリハーサルをしてきました。このホールで演奏をするのは約13年ぶり。生まれて初めて立ったのもこちらのホールで、当時3歳でした。(ピアノの発表会)

広々として年季が入った大ホール。入った瞬間から懐かしさを感じました。響きが少ないので立ち位置や弾き方が難しいですが、リハでだいたい感覚は掴めました。お客様が入ったら響きはどう変わるかな。。本番のお楽しみです。

明日は高校の校内も入ることが出来るそう。学校の中に入れることも密かにとても楽しみ♪

右の写真はホールの入り口にあるモザイクの壁。猛烈に懐かしいと感じる景色。この壁の前で、家族と演奏仲間とたくさん記念写真を撮ったなぁ。思い出の壁です。

明日は感謝を込めて演奏を。そして思い切り楽しんできたいと思います♪

美しい声

ソプラノ歌手さんと仕事をご一緒しました♪普段はなかなか交流がない歌手の方々、今回は珍しい現場でした。

彼女が楽屋で発声練習をされている姿を拝見して、歌い始めはこんな風にウォーミングアップするんだ、と新鮮な驚き。小柄で細い身体から奏でられる美しい歌声は、まさに天使の声のよう。私は残念ながら歌の才能ゼロ、そして声にも自信がないので、美しい声の方、憧れます。美しい歌声は生まれ持ったギフト、そしてきっと努力の賜物なのだろう、と思うのですが✨どうしてあんなに綺麗な声が出せるんだろう、と、真近でじっと見つめながら聴き惚れてしまいました。
仕事後は、彼女とスタッフさんと一緒に夕ご飯を食べながら、歌い手さんの世界のお話を色々と聞かせていただきました。これもまた新鮮な話題がたくさん。同じ音楽の世界だけど、器楽、歌、では違いがあるなぁと。身体が楽器、という部分も我々楽器奏者と大きく違う部分。仕事環境も違うし、なるほどーと思いながらたくさん興味深いお話を聞かせていただきました。

お話をたっぷりした後、帰りがけに入ったチョコレート店Chocolaterie Takasu Ginza。素敵なお店✨ワインに合うチョコレートが欲しかったので、ビターなものをゲット。本日現場の差し入れの和菓子も上品なお味で美味しかったなぁ。あぁ、食欲の秋。食べ過ぎ注意報。w

こつこつ、少しずつ

最近は、ヴァイオリンのレッスン以外にピアノも教えています。

生徒さんの十人十色の個性とやる気。ヴァイオリンもピアノも、教材選びを含め教え方・進め方を日々考えながらレッスンをしています。ピアノの教え方は、ヴァイオリンに比べて多くの教材に溢れていて、方法もたくさんあって、自分流のやり方を定めていくのがとっても難しい。。

ピアノを始めて半年ほど経った、幼稚園年少さんの生徒さん、最近は楽譜を見ながら‘ド’と’レ’が弾けるようになりました。ピアノの椅子にじっと座ることすら難しかった最初の頃に比べたら、ものすご〜い進歩です👏。音名で歌える歌も増えてきて、音階の順番も体に馴染んできた様子。まだ鉛筆を持つことも難しい小さな手、だけど、たくさん練習をして少しずつですが音符の丸が描けるようになってきました。

生徒さんの年齢を問わず、レッスンはゆっくりこつこつ。時間がかかるし少しずつの前進だけど、半年、1年と長い期間で見ると確実に上達をしていることを実感できます。教えている喜びを感じる瞬間です♪