紺野陽吉の音楽

¥3,300

【曲目】
(1)弦楽二重奏曲
第1楽章 Moderato
第2楽章 Andante Cantabile
第3楽章 Allegro ma non troppo
(2)木管三重奏曲
第1楽章 Allegro ma non troppo
第2楽章 Andante
第3楽章 Allegro
(3)弦楽三重奏曲
第1楽章 Allegro ma non troppo
第2楽章 Andante Cantabile
第3楽章 Allegro ma non troppo con leggiero
第3楽章(安藤久義補作版)

【演奏】
菖蒲弦楽三重奏団:【(1)(3)浜野孝史(Vn)、(3)伴野剛(Va)(1)(3)江口心一(Vc)】
(2)山吹木管三重奏団:【押部朋子(Fl)、大成雅志(Cl)、安本久男(Fg)】

【録音】
2014年4月28日、武蔵村山市民文化会館さくらホール

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説明

満州で戦病死した作曲家 紺野陽吉
~戦後70年、五線紙から蘇る~紺野陽吉の音楽

紺野陽吉(1913[大正2]年~1945[昭和20]年)は出征前に清瀬保二に楽譜を預けました。残念ながら満州牡丹江で戦病死した不遇の作曲家です。その清瀬が所蔵していた楽譜が今回収録された3曲です。このうち弦楽三重奏曲は草稿のままの状態で、第3楽章は未完に終わっています。このCDではまず未完のままのものを収録し、清瀬保二の二番弟子である安藤久義により補作された版を収録しています。紺野陽吉は山形県西置賜郡白鷹町生まれ。江戸末期から続く医者の家系の次男坊で、中学を卒業後医学のための学費でヴァイオリンを購入し上京したのですが、東京での音楽活動で判明しているのはセミプロのオーケストラや立教大学交響楽団でヴァイオリンを弾いていたことくらいしか分かっておりません。そんな戦没作曲家、紺野陽吉の数少ない功績を戦後70年の今年2015年振り返ってみる好企画です。

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